連載・最新記事 最新の記事5件

2020.5.8.
コロナショックと社会不安
混沌とした時代の始まり

新型コロナウイルスによる感染症の拡大は、世界の歴史を変化させることになると思います。この問題について、私の考えを率直に記した『一冊の本』(朝日新聞出版)2020年4月号の拙稿を転載します。 コロナショックと社会不安 生物 […]

2020.5.5.
大学生、大学院生の優れたレポートの紹介
科学的に正しく恐れる新型コロナウイルス

私は同志社大学の神学部だけでなく、生命医科学部でも教壇に立っています。学生が書いた優れたレポートを随時、この連載で紹介したいと思います。 今回は、同志社大学大学院生命医科学研究科1回生の渥美友里さんの書いた新型コロナウイ […]

2020.4.10.
わき道をゆく
第149回 エリートパニック

 以下の原稿は4年前の2016年4月、週刊現代に私が書いたものです。今回の新型コロナウィルス問題でも、また同じようなことが繰り返されているのではないかと思うので、再録します。  エリートパニックという言葉を聞かれたことが […]

2020.1.18.
わき道をゆく
第148回 日本会議とNHK番組改変(3)

 名著の誉れ高い『増補 戦後の右翼勢力』(勁草書房)の著者・堀幸雄氏の言葉を借りるなら「軍服姿の右翼」から「背広姿の右翼」への変身である。  その大衆運動の戦略を描いたのが、いまの日本会議を事務総長として取り仕切る椛島有 […]

2019.12.24.
わき道をゆく
第147回「日本会議とNHK番組改変」(2)

 そんな疑問を抱えていたころ、作家の佐藤優さんから興味深い話を聞いた。2001年のKSD事件で東京地検に逮捕されるまで自民党の右派を代表する政治家だった村上正邦さんのことである。  佐藤さんによると、村上さんは九州の筑豊 […]