わき道をゆく

2018.5.16.
わき道をゆく
第129回 一億ことごとく特攻隊となって

 さて戦争末期に岸信介が何を考え、どう振る舞ったかという問題に決着をつけなければならない。それができれば「昭和の妖怪」と言われた岸の正体も自ずと見えてくるのではないか。 と思いながら永田町の国会図書館で文献を漁っていたら […]

2018.4.13.
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第128回 「東条暗殺」と「新党結成」 

 引きつづき、戦争末期の岸信介の不可解な行動について考えてみたい。彼が東条英機との”抱き合い心中”に踏み切った理由は何だったのだろうか。 岸の回顧によれば、早期終戦のためだ。サイパン陥落で日本全土の軍需工場が空襲対象にな […]

2018.3.23.
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第127回 「早期終戦のため・・・?」

まず、何はともあれ、前回の終わりにちょっとふれた椎名悦三郎(後の自民党副総裁)の嘆願書の内容をご紹介したい。 椎名は冒頭「以下の私の証言を読んでもらえれば、彼(岸信介)を覆っている戦犯疑惑の暗雲は完全に吹き払われてしまう […]

2018.2.23.
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第126回 「好運」をもたらしたもの

このところずっと岸信介にまつわる謎を追いかけている。 岸はなぜ、A級戦犯として起訴されなかったのだろうか。 東条英機内閣を倒して戦争終結に貢献したからだ。 と言いたいところだが、 岸の調書類を読むかぎりではちがうらしい。 […]

2018.2.9.
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第125回 「彼は膨張主義者ですか?」

 戦中、天皇を補佐する内大臣だった木戸幸一は昭和史のキーパーソンである。彼は敗戦後の1945(昭和20)年12月16日、A級戦犯容疑者として巣鴨プリズンに収監された。 木戸はそれから3カ月の間にGHQ国際検察局による尋問 […]