読み物

2011.12.7.
読み物
最期の63時間 自宅で母をおくるとき

朝日新聞社記者 諸永裕司    あえぐような声が聞こえ、ベッドわきで仮眠していた私は目を覚ました。  「痛い、痛い! くすり」  母は手すりを握りしめて叫んだ。  会社の介護休業制度を利用して休みをとり、泊まり込みで付き […]

2011.11.28.
読み物
清武の乱に思う

12月4日は7年前に亡くなったノンフィクション作家の本田靖春さんの命日である。    できれば今年も富士山麓のお墓に参りたいと思う。雄大な自然に包まれながら本田さんの墓前で手を合わせると、なぜか心がスーッと落ち着くからだ […]

2011.10.31.
読み物
麻原彰晃と私

 昨秋からパソコンに釘付けになり、画面の文字を追う作業を続けている。オウム真理教の麻原彰晃の評伝を書くためだ。

2011.10.4.
読み物
「陸山会事件」判決 記者生命をかけても私が言いたいこと

 石川知裕著『悪党―小沢一郎に仕えて』(朝日新聞出版刊)が売れている。発売直後で9刷5万部だからベストセラーだ。
 誰も知らなかった小沢一郎の実像が絶妙の距離感で描かれているから売れるのも当然だろう。数多の小沢本(大抵はヨイショ本か、暴露本だ)が皆駄作に思えてしまうほど良質な作品だ。

2011.8.31.
読み物
土井淑平という記者がいた

 私が共同通信の社会部記者だったころ、カリスマ的な存在感を持つ先輩記者が社内に二人いた。外信部の辺見庸さんと鳥取支局の土井淑平さんである。