編集後記第2回

▼バックナンバー 一覧 2009 年 5 月 14 日 魚住 昭

 急に暑くなりましたね。魚の目第2号をお送りします。今回から新たに堀江貴文さんの「宇宙論」と、和田春樹さんの講演再録、それに「双眼 月刊日本と情況」が加わりました。
「双眼」は左右両極を代表する雑誌の注目論文を紹介していくものです。右であれ、左であれ、良質なものを多くの読者に読んでもらいたいというのが責任編集者の願いです。
 和田さんの講演は2年前にフォーラム神保町で行われたものですが、そのとき受けた感銘が深かったので再録します。

「お知らせ」で予告しました安田好弘弁護士の原稿は入稿次第、追加でアップします。もう少しお待ち下さい。

 第1号の読者からいろんなメールが届きましたので、ここに紹介しておきます。

(1)「マスメディアやウェブ上での無責任な情報や噂話の垂れ流しが横行し、何を信じればいいのか暗澹たる思いでおりましたが、今回の魚住さんの行動は曇天の中に一筋の光明を見る気が致します。また、魚住さんの主旨に賛同する他の執筆者の心意気にも頭が下がります。どうか息の長いご健闘をお祈り致します。運営費はカンパで賄うとのことですが、もし不足するようでしたら、いくばくかの応援はさせていただく所存です。その時はお声掛けください」(魚住より。ありがとうございます。いまのところ大丈夫です)

(2)「愛読していた月刊誌がつぎつぎとなくなり、残念におもっていたところにこのサイトのことを知りました。さっそくほぼ全ページ拝読しました。一つ、思ったのは、『読みづらい』ということです。内容ではなくて、デザインとかフォントとか編集とかもう少し工夫してくだされば。ただ単に原稿が並んでいるだけではちとしんどいです。期待しております」(魚住より。ご指摘ありがとうございます。さっそく改善に取り組みます)

(3)「はじめまして。奈良の高校教員で、人権教育やネット問題に取り組んでいるものです。魚住さんが面白いウェブマガジンを創刊されたと新聞で見かけ、早速アクセスしました。
僕の個人サイトからもリンクさせていただきました。まず読んだのが香山リカさんで、面白い切り込みだと、続きが楽しみなんですが、最初の方に、『みな暖かく接してくれる』という部分があります。『みな温かく接してくれる』ではないかと思います。(些細な指摘ですみません)新聞でも紹介され、続々とアクセスされるでしょうから、もし修正すべき誤字なら早めがいいと、リンク報告を兼ねてメールさせていただきました。今後も楽しみにしています♪」(魚住より。ご指摘ありがとうございます。私も以前迷って辞書などを調べたことがあるので、温かいという表記が一般的であることは存じていますが、さりとて暖かいという表記が間違いとはいえないという結論に達しました)

(4)「The Journal>突破者の独り言>魚の目 とわたってきました。サイトのオープン、おめでとうございます。期待しています。これは、質問になるか要望になるかわからないのですが。各連載記事にたいする、意見(コメント)をつけることは出来るのでしょうか。見た限りでは、出来なさそうなので、要望になると思いますが」(魚住より。読者の意見は次回から『鵜の目』という欄をつくって、そこで可能な限り紹介するつもりです)

(5)「香山リカさんへ、お伝え下さい。『「岐阜で牧師をしているものです。”排除の構造”の第一回を、興味深く読ませていただきました。ご指摘のこと、痛みを覚えながら戒めていますが、自らではどうしても限界があります。次回からは、教会を超えて、社会全体の”排除の構造”に切り込んで行かれるのかなとも思いますが、深く教えられました。次回を期待しています。」

(6)「充実した内容で、本当にこれから楽しみです。お願いがあるのですが、本文の行間がもう少し開いていれば読みやすくなると思うのです。いかがでしょうか」(魚住より。これも改善に取り組んでいます)
 これからも読者の皆さんの意見を採り入れながら、更なる誌面の拡充を目指します。(了)