ごまめの歯ぎしり由緒正しい貧乏人
5年前に亡くなったノンフィクション作家の本田靖春さんは生前、自分自身のことをそう言っていた。その言葉通り、彼は生涯おんぼろアパート暮らしで、カネやモノに執着しなかった。ただひたすら権力にこびず、節を曲げず、自由に生きることを貫いた。そんな人間の矜持がこの言葉には込められている。
(魚住 昭)
魚住 昭 責任総編集 ウェブマガジン
魚の目は、小さくても、痛いし、根が深くて、しつこいです。「魚の目」は、身に 覚えのある人にとっては痛い、そうじゃない人にとっては痛快な雑誌をめざしています。ご愛読ください。
5年前に亡くなったノンフィクション作家の本田靖春さんは生前、自分自身のことをそう言っていた。その言葉通り、彼は生涯おんぼろアパート暮らしで、カネやモノに執着しなかった。ただひたすら権力にこびず、節を曲げず、自由に生きることを貫いた。そんな人間の矜持がこの言葉には込められている。
(魚住 昭)