ごまめの歯ぎしりにんげんの底からの革命

▼バックナンバー 一覧 2010 年 4 月 5 日 魚住 昭

太宰治の「かくめい」と題する文章の一節。全文は「じぶんで、したことは、そのやうに、はっきり言はなければ、かくめいも何も、おこなはれません。じぶんで、さうしても、他のおこなひをしたく思って、にんげんは、かうしなければならぬ、などとおつしゃってゐるうちは、にんげんの底からの革命が、いつまでも、できないのです。」

(『ろまねすく』昭和二十三年一月号。筑摩書房刊太宰治全集第十巻より)