宮崎 学宮崎 学(みやざき・まなぶ)プロフィール

▼バックナンバー 一覧 2009 年 4 月 25 日 宮崎 学

1945 年10月25日、京都府生まれ。早稲田大学法学部中退。
1945年、京都・伏見のヤクザ、寺村組組長の父と博徒の娘である母の間に生まれる。早稲田大学在学中は学生運動に没頭し、共産党系ゲバルト部隊隊長として名を馳せる。「週刊現代」(講談社)記者を経て、家業の解体業を兄とともに継ぐが倒産。その後、グリコ・森永事件では「キツネ目の男」に擬され、重要参考人Mとして警察にマークされるが、事件は2000年2月13日に時効を迎え真相は闇に消えた。 1996年10月、自身の半生を綴った「突破者」(南風社、幻冬舎アウトロー文庫)で、作家デビューした。2005年には英語版「TOPPA MONO」も翻訳出版された。近年は、警察の腐敗追及やアウトローの世界を主なテーマにした執筆活動を続けている。主な著書に「突破者」「突破者の条件」(幻冬舍)「突破者それから」(徳間書店)「地獄への道はアホな正義で埋まっとる」(太田出版)「不逞者」(角川春樹事務所)「突破者列伝」(筑摩書房)「カネに死ぬな掟に生きろ」(徳間文庫)「近代の奈落」(解放出版社)「地下経済—この国を動かしている本当のカネの流れ」(青春出版社)「近代ヤクザ肯定論 山口組の90年」(筑摩書房)など多数。