鵜の目4月19日
教育について を 読みました。
同感出来るところが多いです、
東郷さんと同じ年のせいかもしれませんが、今、遊ばないのか、子供が生き生きしてません
受験も悪です、通信簿などに振り回されず伸び伸びして欲しいです、
日本史は私も近代前で終わりにされまして、いまだにわからないところがあり困ります、
今から遡る教え方に大賛成です、
自分の意見が言えない人が多いです、又意見をすばやくまとめて述べる事もできてません
ただ だらだらと 質問なのか意見なのかがわからない人、答える講師もただ長い人がいます
ディベート、ディスカッションなどの訓練が必要です、
詩 漢詩 朗読 すべて大切です。
ありがとうございました.
鵜の目今、北海道で起きている現実
今、北海道では3人の民主党議員が検察に捜査、もしくは事情聴取されています。
一人目は、小沢さんの秘書だった石川さん。
二人目は、鳩山総理。
三人目は、小林千代美さん(こちらは陣営幹部による選挙違反で。正確には公選法違反(買収約束、事前運動)の罪で)。
どういう思惑で、政権党の議員ばかり狙うのか、不思議でなりません。
特に、三人目の小林さんは、お金もないし、買収するお金があるのなら、選挙活動に使いたいでしょう。
最初は、連座制が適用かは微妙としてきましたが、連座制を適用する方針に切り替え、連座制適用を求める訴訟に向け
「百日裁判」を札幌地裁に申し立てたそうです。鳩山総理も「故人献金」で苦しい対応を迫られていますが、そもそも自分のカネで、便宜を図ってもらったお金ではないのですから
、まるで極悪人のように、責める自民党やメディアには疑問を感じていました。
どうしても、佐藤優さんの次の指摘が頭に浮かんでしまうのです。
『自らが信じる正義に忠実な青年検察官のきれいな社会をつくろうとする欲望に支えられた「世直し」であるから、その行き着き先の状況を懸念しているのである。』(佐藤優「獄中記」岩波現代文庫より)最近は児童ポルノの取り締まりでも、おかしな点があるそうで、
社民党の前衆議院議員保坂展人さんのブログ「どこどこ日記」で指摘されています。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/c24bbcc80b10d920b13851bd66562179私は、小林さんの今後が気になっています。
彼女の場合、本当に連座制の適用になる事例なのでしょうか。
私もその話を伝え聞いています。政権交代で追い詰められた検察が形勢逆転を狙ってあがいているということでしょう。流れの読めない馬鹿な検察官がたくさんいますからね。
鵜の目宮崎さんと私
宮崎さんの「談合文化論」を拝読いたしました。
談合や建設業の歴史を通して、日本の近代化と近代化のその後のあり方を知ることができました。同書を読んでふと思ったことなのですが、それは、世論についてです。
世論を構成する分母は日本国全土である。それに対して分子は「郵政民営化」や「政権交代」などのワンフレーズである。・・・そんなことを思いました。私は若い頃(小泉政権の頃)は、日本の近代化も終わり、時代やシステムが変われば、それに応じて日本人の精神性も簡単に変わるのかなと予測しておりました。
しかし、そうではありませんでした。「談合文化論」において、宮崎さんは、経済であれ文化であれ変わらぬ日本人の精神性を見抜いていらっしゃって、その洞察力の確かさには感服いたします。
宮崎さんの他の著作も読みますと、これまで権力とアウトローがギブ・アンド・テイクでお付き合いしてきたと書いてあります。
私は実を申しますと、最近までそれは宮崎さんならではの特異な言論なのかなと思っておりました。しかし、田中さんの「反転」を読みますと、全く同じ論調の実話がより具体的に書いてあります。
宮崎さんは真実を見抜くキツネ目をお持ちなのだと、改めて知ることになりました。
何年か前に某作家の本を読んでおりましたら、こんな言葉がありました。
「低いところにいた方が、世の中がよく見える。」
それは私が一番好きな言葉であります。私も稚拙ながら人生を悟ってみますと、
「真実は下にある。満足は上にある。幸せは過去にある。夢は前にある。」・・・そんなことを思いました。
宮崎さんに必ず伝えます
鵜の目10月13日号
四茂野氏のホロウェイ論、網野善彦アジール論、アダモフスキー論を興味深く拝読しています。1960年代、1970年代の日本の労働運動には職場改善運動が積極的に行われて、職場の環境や人間関係の改善に意欲的に取り組む姿勢がありました。職制では取り上げてもらえない問題を労組が関与して解決していったものです。労組がアジールだったわけです。そのことが日本経済発展の原動力であったのですが、アメリカ式経営の流入と労組の弱体化でアジール型労組は姿を消しました。派遣労働が全労働者の3分の1を越える情況となりようやく労組幹部も本来の使命に戻る必要を感じているようですが、労働者派遣法の改正への動きに対して、もうひとつ熱意が感じられません。労働者が労働者を搾取する事態に連合幹部が口先だけの関与であることが、日本社会を一層暗くしています。今回の総選挙はなんとか現状打開を願った民衆の思いの結果でしたが、総選挙から40日が過ぎて、マニフェストに書いてあるからとの説明だけで、全体把握力に欠けることを暴露した国交相、腐敗と汚職にまみれ、オバマ政権さえもが見放すことも検討し始めているアフガニスタン・カルザイ大統領に会いに行く外相、削減を最優先させ予算の執行を停止させ経済の動きを止めた結果来年3月期には赤字企業が続出、税収大幅減で予算削減どころではなくなることがわからない若手副大臣、政務官たち、それにもまして派遣切りで切羽詰っている労働者に直接、支援策を打ち出せない厚労相、、、民主党政権の行方は見えました。四茂野氏には、ホロウェイ、アジール、アダモフスキーの観点から明日の日本の分析、解説を期待しています。
小屋隆良 09.10.13
ジョン・ホロウェイによる20世紀左翼運動への総括を、日本の現実を念頭に置きながらさらに読み進めたいと考えています。最大の社会運動体である労働組合をどうするかは、私にとっても最大の関心事です。
鵜の目9月7日号
件名: まとまったことはかけません……が、
表題の通り、まとまったことはかけません。
いろいろ書こうと思えば思うほど、世の中が混沌すぎて。
それらがすべて連鎖しているのはわかるのですが、解析の勇気さえうまれません。
そんな中で、魚の目のかたがたは、実にすばらしいキーストーンを与えてくださいます。
例えば今回の選挙に関して、
山口二郎氏のお話は、絡まりきった糸を解きほぐすような内容ですし、
佐藤優氏のコーナーは、和歌山事件から始まって、現在『日本構造』がかかえる思考の動脈硬化への処方箋のように見えます。惜しむらくは、このような視点が、従前の大メディアから冷遇どころか無視に近い状況に置かれていること。
先日の麻生氏の記者会見を見ましたが、質問するほうも答えるほうもすべて自民党要職(養殖とも言う)じゃないのと思うくらいの茶番劇。
まだまだ、先は長いかもしれませんが、
「メディアの自立」 (…って書くとどっかの専制国家みたいで辛いですが)が出来るよう、魚の目、の存在に期待しております。
どうじに、今後とも支持し、友人に勧めてまいります。
執筆者の方々に、よろしくお伝えくださいませ。まとまりの無い文章で、大変失礼いたしました。
かわい
ありがとうございます。勇気づけられます。