フォーラム神保町「新自由主義経済は何を壊しているのか!?〜今、労働の現場を見る〜
概要
「年越し派遣村」で明るみになった派遣の実態…、不安定な雇用形態で働く者たちの苦境…、彼らが今の境遇に落ち込んだのは「努力が足りなかった」からなのか。それとも彼らは新自由主義の犠牲者か。
さまざまな議論をする前に自問したい。私たちはこれまで彼らの話を直接、じっくり聞いた事があっただろうか。彼らはなぜ「派遣」で働き、そのなかで何に悩み、何を望んでいるのか。
京浜ホテルの閉鎖に反対し、自主営業を続けて来たホテルの労働者たちは、つい先日、力で排除され、口惜しい涙を流した。彼らが体を張って訴えたかったことは何だったのか。職場を追われた彼らは、これからどう生きようとしているのか。
非正規雇用の労働者たち、解雇された労働者たちの苦境が報じられる中、彼らを踏み台にして、既得権に安住する大企業の正規雇用労働者への批判がある。だが、そのなかにも、虐げられ、家族ともども苦しんで来た労働者がいる。国鉄を解雇されて20年、解雇不当を訴え続けて来た佐久間忠夫がいる。職場の組合活動を理由に逮捕され、11ヶ月間も拘留された浦和電車区事件の被告がいる。
この国の労働者は、どのような歴史を巡って現在の悲劇的状況を迎えたのか?そして、その出口は見出し得るのか?
労働の現場で、資本、権力の介入で苦吟する当事者たちの状況報告を受け、徹底した討論をしたいと思い、今回、このシンポジウムを企画致しました。
ぜひ、ご参加下さい。
日時 テーマ |
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3月7日(土)18:00〜20:30 「新自由主義経済は何を壊しているのか!?〜今、労働の現場を見る〜 |
【パネリスト】 |
佐藤優 渡辺秀雄(東京ユニオン委員長) 山田知(浦和電車区事件被告) 根岸敏文(労働運動家 |
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【コーディネーター】 | 二木啓孝/宮崎学/魚住昭 |
【会場】 | 日本教育会館 7階707号室 千代田区一ツ橋2-6-2 |