魚住 昭 責任総編集 ウェブマガジン
魚の目は、小さくても、痛いし、根が深くて、しつこいです。「魚の目」は、身に 覚えのある人にとっては痛い、そうじゃない人にとっては痛快な雑誌をめざしています。ご愛読ください。
デルタ航空のチケットカウンターで交渉を始めて1時間が経過した。妻・ジュリアの出産の翌日に病院からデルタ航空に電話を入れ、双子達のベイルート行きの航空券を購入した。
雪国に遅い春が訪れた。日陰で隠れん坊をしていた雪がついに溶け、立ち並ぶ「春の雪(Spring Snow)」と呼ばれる木に、雪粒のような小さく真っ白い花が一斉に咲き始める。冬に逆戻りしたかのような光景だ。刈られたばかりの芝生からたちのぼる匂いに我知らずお茶の香りを重ねてみたり、桜の花を見て気持ちが落ち着くのはやはり日本人だからだろうか。
2010年3月27日9時。デルタ航空6453便がニューヨークJFK空港を離陸し高度を上げ始める。楕円形の窓を通して朝日に照らされたマンハッタン島の摩天楼が巨大な要塞のように遠くにかすれて見えてくると無意識に島の南端に目をやってしまう。
魚の目が更新されると、お知らせメールが届きます!>登録する
Twitter / RSS Feed