連載・最新記事 最新の記事5件

2021.7.21.
わき道をゆく
第165回 政治と検察(その15)

 すでに述べたように、この事件では安田好弘弁護士がスンーズ社とテナントの間に別会社を入れ、賃料の支払先を別会社に変更するよう指示したことが強制執行妨害罪にあたるとされています。では、安田は何のために払込先変更を指示したの […]

2021.7.6.
わき道をゆく
第164回 政治と検察(その14)

 東京拘置所のなかで弁護士の安田好弘はしばしば夢にうなされたそうです。夢の中で安田は自分に罪を着せた権力と、それにうまくはめられてしまった自分に怒っていました。その怒りは自分でもあきれるほど激しく、あまりの激しさに目が覚 […]

2021.6.22.
わき道をゆく
第163回 政治と検察(その13)

 事件の舞台となったスンーズは、在日華僑の孫忠利が経営する従業員十人程度の有限会社でした。一時は都心や、シンガポール、香港などに数十のビルやホテルを持っていましたが、バブル崩壊で経営が事実上破綻し、八百億円余りの負債を抱 […]

2021.6.7.
わき道をゆく
第162回 政治と検察(その12) 

 前回は元特捜検事で「闇の世界の弁護人」に転身した田中森一のことを取りあげました。彼は「じゃあ、正義って何なんだ。やっつけることが正義か。検察だけが正義で、あとは悪だというような、そんな理屈があるんか!」と、私に問いかけ […]

2021.5.25.
わき道をゆく
第161回 政治と検察(その11)

 私が東京地検の担当記者になったのは、今から34年前の1987年5月でした。取材の初日、霞が関の古びた庁舎(その後、取り壊され、現在は弁護士会館が建っています)の前に立ったとき、道路を隔てた日比谷公園の新緑が初夏の光を浴 […]