連載・最新記事 最新の記事5件

2025.12.10.
わき道をゆく
第276回 現代語訳・保古飛呂比 その99

一 中島(作太郎。注①)氏よりの書簡、次の通り。[本日受け取り] 謹白、いよいよご淸適のこととお喜び申し上げます。さて馬関(下関の古称)よりもお手紙を送りましたが、まだ到着してないかもわかりません。また弟(中島自身のこと […]

2025.11.27.
東郷和彦の世界の見方
第二十三回 ウクライナ和平の動向(その23)

欧州、ウクライナの思惑で、トランプ28項目和平提案は潰されるのか? 11月4日をもって校了とした前号第22号のあとウクライナ情勢に関する報道がいささか減少したかに見えた。日本における報道ではむしろ、10月21日に成立した […]

2025.11.26.
わき道をゆく
第275回 現代語訳・保古飛呂比 その98

一 (慶応三年)十一月十二日、晴れ、敬吉・敬助・小太郎・安兵衛・才七が来た。長崎のフランス語通訳平井義十郎が来訪。小太郎が来て言った。「時久逸衛が紀州藩に、受け判(※保証人として判を押すことだが、ひょっとしたら金銭授受を […]

2025.11.12.
わき道をゆく
第274回 現代語訳・保古飛呂比 その97

一 十月二十二日、晴れ、小太郎を同伴して渡邊昇を訪問、「途中にて面会す」(※途中の路上で行き逢ったという意味だろうか)。八ツ(午後二時ごろ)前より西川に行き、七ツ(午後四時)前より藤屋に至る。今日、藤屋で会食の約束あり。 […]

2025.11.4.
東郷和彦の世界の見方
第二十二回 ウクライナ和平の動向(その22)

トランプの中立調停に変化はあるのか? そして高市新政権の姿勢は? 「魚の目」前号第21号(10月21日付け)は、ロシアとアメリカがブダペストで二回目の対面首脳会談を実現する合意ができた時点(10月17日)で実際上校了した […]