フォーラム神保町東郷ゼミ「戦後ニッポンが失ったもの〜第9弾/昭和天皇とはなんだったのか?」

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開催日時:2010年 3月8日(月) 19:00〜20:30

概要

思えば、我が国は明治維新以来、東亜の一等国たらんとして、国力の強化と外交・軍事を駆使して驀進し、やがて、勢いあまって完膚無きまでに叩き潰されました。しかし、その後、武力で実現できなかったものを経済力で取り戻し、実現するかのごとく、日本は猛烈な勢いで経済成長し、驀進を続けました。
 
今、“ニッポンという風景”を見渡すと、まるでその急激な発展と成長の代償のように、日本人に必要な、そして大切なものを失ってしまった“風景”が生まれ、忸怩たる思いが募ります。特に最近になってその歪みが、さらに“歯車の噛み合わない風景”を造り出しているように感じられてなりません。
 
日本は、本当は“力”があるはずなのにそれがうまく糾合されない。そして、国の未来が見えて来ない・・・。一体それはなぜなのか。そこをしっかり見据えなければ、日本の大地から世界の果てまでに発信する大きな力を、糾合することはできないのではないでしょうか。
 
今回の集中ゼミでは、「戦後、ニッポンが得たものが余りにも大きかった一方で、その代償のように失っていったもの・・・それは一体何なのか」を、スペシャル・ゲストとともに考えます。

「イスラム・アラブ・中東」。日本人の心にまず浮かぶのは石油だろう。

1973年の第一次石油ショック以来、この地域からの石油輸入をちゃんとやることがとても大切だということは、日本人の多くの心に刻み込まれている。しかし、その先の知識となると「ちょっと自信がない・・・」という人が多い。

パレスチナの地にできたユダヤ人の国家イスラエルと周辺のアラブ諸国との間で、かくも長く激しい対立が続いているのはなぜか?

2001年9月11日のアルカイダによる反米テロはどこから生まれ、そして、どこにいくのか?

これらの動きの背後にあると言われる、世界に散らばるイスラム信仰とは、何なのか?

日本人の生活と外交にとって、「イスラム・アラブ・中東」は、これからどんな意味を持つのか?

日時 テーマ
第9弾

3月8日(日)19:00〜20:30 第9弾 「昭和天皇とは何だったのか?」

「戦後ニッポンが失ったもの」というテーマを考えるとき、どうしても最後に到達するテーマは、天皇制の問題である。これまでの当勉強会でも、2008年12月合宿の「天皇誕生日に日本を考える」、2009年7月の伊勢神宮訪問、2009年12月合宿の「天皇誕生日に皇室を考える」と勉強を重ねてきた。けれども、ここでもう一回みなで勉強してみたい課題がある。

それは、1926年、大正から昭和に移行し、世界恐慌から満州事変、シナ事変、太平洋戦争と、戦争の時代を「現人神」として生き、未曾有の敗戦の中で二回のご聖断によって終戦を実現され、以後64年にわたって戦後日本の復興と共に生きてこられた昭和天皇についてである。

昭和天皇、そして昭和天皇が生きてこられた昭和と言う時代はなんだったのか。その問題の中に、私たちは、戦前・戦後を通じて日本が失わずに来たものと、敗戦によって失ったものについての明確な輪郭を描くことができるのではないか。

昭和史の泰斗、保阪正康先生は「昭和天皇(2005年)」「明仁天皇と裕仁天皇(2009年)」ほか、最近この問題について先端をきって研究してこられた、第一人者である。

縦横に語っていただきたいーーー「昭和天皇とは何だったのか?」

保阪正康(ノンフィクション作家・評論家)

主に日本近代史(とくに昭和史)の事象、事件、人物に題材を求め、延べ4,000人余の人びとに聞き書きを行い、ノンフィクション、評論、評伝などの分野の作品を発表している。主要作品に、『昭和陸軍の研究(上下)』(朝日新聞社)『吉田茂という逆説』『秩父宮』『幻の終戦』(以上、中央公論新社)『東條英機と天皇の時代(上下)』『瀬島龍三(ある参謀の昭和史)』『後藤田正晴(異色官僚政治家の軌跡)』(以上、文藝春秋)『昭和史がわかる55のポイント』(PHP研究所)などのほか、『昭和史七つの謎 』(講談社)『あの戦争は何だったのか』(新潮新書)、『昭和天皇』(中央公論新社)など多数。一連の昭和史研究で、2004年に菊池寛賞を受賞。

※テキストとして「太平洋戦争、七つの謎」(角川書店/新書)をご準備下さい

※推薦書/「昭和天皇(2005年)」「明仁天皇と裕仁天皇(2009年)」「戦争と天皇と三島由紀夫」(2008年、朝日文庫)、「昭和史の大河を征く第三集 昭和天皇、敗戦からの戦い」(2007年、毎日新聞社)等。

第8弾

12月8日(火)18:30〜20:00 第8弾 「新・日本型生活保障の可能性」

生活保障とは社会保障と雇用保障から成るが、日本の生活保障は社会保障への支出を抑制したまま、公共事業や業界保護による仕事の分配を通して成立していた。社会保障における所得の再分配に際しては、一貫した明示的なルールを示さざるを得ない。これに対して仕事の分配は、裁量的な行政と政治家の口利きによって進められ、さまざまな利権を増殖させてきた。一九八〇年代以降、都市の新中間層からの不信が強まると、政権党は率先して行政改革を進めることを約しつつ、その実、利益誘導を続けた。

やがてグローバル化の進展を背景に、こうした仕事の分配のしくみは機能不全に陥った。高齢化の進展ともあいまって公的なセーフティネットの必要が高まったが、その時には人々は行政への信頼を失い、収めた税が循環し人々の生活を支えるという感覚をもてなくなってしまっていた。このような経緯の仲で、世論に見られる「行政不信に満ちた福祉志向」が強まったのである。(『福祉政治』より)

政権交代により「福祉政治」、つまり生活保障をめぐる政治がクローズアップされている。日本の政治の変遷から、日本型の新しい生活保障の姿を探る。

参考書 『生活保障 排除しない社会へ』(岩波新書)11月20日刊行予定。(できればテキストとしてご準備下さい。)

宮本太郎(北海道大学大学院法学研究科教授)

1958年生。比較政治学、福祉政策論専攻。政治学博士。中央大学大学院法学研究科博士課程修了。1990年立命館大学法学部助教、立命館大学政策科学部教授、ストックホルム大学客員研究員、スウェーデン労働生活研究機構客員研究員などを経て、2002年より現職。

 著書、編著に『福祉国家という戦略』(法律文化社)、『脱「格差社会」への戦略』(岩波書店)、『比較福祉政治』(早稲田大学出版部)、『市民社会民主主義への挑戦』(日本経済評論社)、『福祉政治』(有斐閣)などがある。

第7弾

12月5日(土)19:30〜21:30 第7弾 「改革栄えて国滅ぶ〜真正保守の役割は!?」

今回は、4月25日、第4弾「『保守』『右翼』『ナショナリズム』」で登場した、中島岳志氏に、再登場をお願いした。

「御一新」と一部マスコミが言われるような変化を引き起こした『革新鳩山政権』が登場してから、ちょうど三ヶ月。
新政権の最初の試行期間が終わったところで、是非とも、うかがいたいことがあったからである。

わが国の山紫水明に帰り、「コンクリートから人へ」という大胆な改革に着手した、鳩山新政権の意気込みや素晴らしい。
冷戦終了後、官僚の惰性に負けて、国家ビジョンを提示できなかった、保守への痛烈なまき返しが始まっている。しかし、コンクリート(公共事業)を奪えば、経済は疲弊する。
革新の理想主義の手に委ねられたこの国は、新起業による活力を生み出せるのか。
活力のないところに、やさしさが生み出せるのか。

だが、憂うべきは、万一革新がその限界を露呈した時、控える保守に如何なるビジョンがあるのか?
未来へのビジョンと国際社会への視野を欠いた、右バネ保守が、再登場するほかないのか?
この国に、もう一つの方向性を与える、真正保守は、いずこにありや?

真正保守のエース、中島岳志氏の意見を聞きたい人は多い。

中島岳志

1975年、大阪生まれ。大阪外国語大学でヒンディー語を専攻。大川周明の存在を通じて近代日本の政治思想に興味を持ち、20歳の頃からR・B・ボースの生涯を追いかける。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科に進学し、1999年はじめてインドへ。ヒンドゥー・ナショナリストとの共同生活を通じて宗教とナショナリズムの問題を追及する。現在、北海道大学公共政策大学院准教授。

コールタールの地平の上で

第6弾

9月19日(土)19:00〜21:00 第6弾「非核三原則、核密約、そして文書廃棄 〜 歴史の形成と保存について」

オバマ米大統領は4月5日、プラハで演説し、「世界で唯一核兵器を使用したことのある核保有国として、米国は行動を起こす責任がある」と述べ、非核問題について行動する「道義的責任」を認め、「核兵器のない世界」の実現に向けて世界をけん引してゆくことを誓った。

これからのニッポンの「非核三原則」はどうなるのか。

安保条約締結時、いわゆる「核密約」は、あったのか。

半世紀前のこの事件をめぐって、今私たちは何を学び、何を総括しなければならないのか。

公文書の破棄について、今、私たちはどう考えるべきか。

そして、政権交代が為された後の日米外交はどうあるべきか。

東郷和彦と第一人者の新聞記者が、この問題に真正面から対峙する。

本田優(朝日新聞政治部記者)

1949年、東京都出身。早稲田大学理工学部卒。74年に朝日新聞社入社。福岡総局社会部、政治部、同局社会部次長、政治部次長などを歴任。外務省、防衛庁、首相官邸、自民党などを担当。91年、ハーバード大学ニーマン・フェロー。

著書に、日本は安全保障だけでなく「国家戦略」も米国に依存しているとし、戦後日本政治の「思考停止」に切り込んでいった『日本に国家戦略はあるのか』(朝日新書)や、安保条約の核心は何かを鋭く突いた本格的日米関係史、と評価の高い、共著『日米同盟半世紀〜安保と密約』など。

第5弾

7月19日〜20日 第5弾 「伊勢神宮を学ぶ」

敗戦によって、日本は、戦争を牽引してきた勢力を清算し、新しい国家建設をめざして60余年を過ごしてきたかに見える。
しかし、古よりわが国の中に生まれ、明治以降の国の指導原理となったいくつかの思想は、戦後ニッポンの基底の中で生き続け、実はその発展の大切な力となってきたのではないか。
今回は、そういう日本の根源に直接対峙し、学習してみたい。
それならば先ず、伊勢神宮を訪れ、私たちに語りかけるものを心と耳をすませて聞いてみたい。

伊勢神宮は三重県伊勢市にある神社であり、神社本庁の本宗(ほんそう)とされ、正式名称は「神宮」である。
今回、合宿スタイルでの特別講師の講義と案内によるこの企画に、ふるってご参加いただきたい。

以下、伊勢神宮HPより  http://www.isejingu.or.jp/

<神宮について>

「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれ、辞書などでは「伊勢神宮」と紹介されていますが、単に「神宮」というのが正式な名称です。
 神宮とは、伊勢の宇治の五十鈴(いすず)川上にご鎮座の皇大神宮(こうたいじんぐう、内宮=ないくう)と、伊勢の山田の原にご鎮座の豊受大神宮(とようけだいじんぐう、外宮=げくう)の総称で、古くは伊勢太神宮(いせのおおみかみのみや)ともいいました。
 この両大神宮の正宮(しょうぐう)には、別宮(べつぐう)、摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)、所管社(しょかんしゃ)が所属しており、全てで125の宮社を数え、これらの宮社をふくめた場合も神宮といいます。
 別宮とは、ご正宮の「わけみや」の意味で、所属の宮社のなかでも重んじられ皇大神宮に十所、豊受大神宮に四所の別宮があります。
 摂社は、『延喜神名式』(927年)に所載されている社で、末社とは、神名帳にはのせられていないが、神宮の儀式のことをまとめて神祇官へ提出した文献である『儀式帳』(804年)にのせられている社のことです。以上の宮社のほかに、正宮及び別宮の所管の社があり、これを所管社といいます。所管社の中には御前社が所属しているものもあります。これらの諸宮社は、伊勢、松阪、鳥羽の三市、度会(わたらい)、多気(たき)、志摩(しま)の三郡にわたってご鎮座になっています。

※参加者には日程の詳細及び資料を郵送致しますので、お申し込みの際には、ご住所も忘れずにお知らせ下さい。
※限定公募15名

第4弾

4月25日(土)10:30〜12:30 第4弾 「『保守』『右翼』『ナショナリズム』」

若手の論客として注目度ナンバーワンの中島先生に、この国の思想の根底に流れているものは何か、そして「新自由主義的な世の中」によって失われたものは何かをわかりやすく紐解いて頂き、それらの「原点」と「位置付け」について議論していく。

中島岳志

1975年、大阪生まれ。大阪外国語大学でヒンディー語を専攻。大川周明の存在を通じて近代日本の政治思想に興味を持ち、20歳の頃からR・B・ボースの生涯を追いかける。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科に進学し、1999年はじめてインドへ。ヒンドゥー・ナショナリストとの共同生活を通じて宗教とナショナリズムの問題を追及する。現在、北海道大学公共政策大学院准教授。

コールタールの地平の上で

推薦図書
『日本 根拠地からの問い』(中島岳志 姜尚中著/毎日新聞社 ¥1,680)
戦後、わが国の政治における「保守対革新」とは何かに迫り、日本の近代思想、政治思想の源流を探ろうとした本です。
他に『パール判決を問い直す『日本無罪論」の真相』(中島岳志 西部邁著/講談社現代新書 ¥735)
『保守問答』(西部邁 中島岳志著/講談社¥1,680)など。

第3弾

3月23日(月)18:30〜20:30 第3弾 「この国のアイデンティティ」

近代化の中で日本が失ったものを見出すには、日本の近代の中の栄光を、もう一回見直すしかない。
もちろん、光は影を生む。しかし、影を知るためには、先ず、光を知らねばならない。

今回は、日本近代の栄光を、その生涯の一番大切な時期を費やし、文字通り、語り継いできた人物にご登場願おうと思っている。
戦後、私たちが一番輝かしい時代を生き抜いていた時期があったとしたら、それは一体いつだったのか?
そして、高度成長を経て、私たちが今、道を迷い、そして生きる礎を見失っているとしたら、それはなぜなのか?

戦後、私たち日本人が拠り所とする場所は何処だったのか?
今後、私たち日本人が拠って立つものとは何なのか?
戦後の日本人が捨てて来てしまった物と拾った物とは?
この国のアイデンティティとは?
そして・・・私たちは幸福になったのか?

今回は、講師とともに、存分に“日本人の心の拠り所論”を追及したい。

第2弾

3月16日(月)18:30〜20:30 第2弾 「ニッポンの地域力」

戦後ニッポンが失ったものをとりかえすにはどうしたらよいか。今日本で多くの識者が、「地方の力」を生かすことだと叫び始めている。2月22日のサンプロでもが姜尚中氏がそう述べていた。

だが、本当に「地方の力」をひきだし、日本の地方という磁場に、日本の国内から、欧米やアジアから、世界中から人々が引き寄せられるような、そういう地方とは一体どんな地方なのか。今回、元気印の化身のような、都市と風景工学の専門家の東京大学名誉教授の月尾嘉男先生が、自ら飛び歩いた日本の地方の実例演習をしながら、その秘訣を紹介する。

月尾嘉男

1942年生まれ。愛知県名古屋市出身。1965年、東京大学工学部建築学科卒業。1972年に都市システム研究所所長に就任。その後、名古屋大学助教授、教授を経て、東京大学教授に就任。2003年、東京大学名誉教授。建築デザイン・設計において、コンピュータ利用の草分け。また情報通信等を活用したまちづくりや地域起こしを提唱し、全国各地に自身が塾長に就任した私塾を設けている。情報通信審議会をはじめ、政府や地方自治体の審議会や懇談会の委員等を歴任。著書多数、テレビ出演多数。趣味のカヌーやスキーで地域行脚は数知れず。特にカヤックでは、南米大陸の南端に位置するケープホーンの周回に成功している。

月尾嘉男の洞窟

第1弾

3月14日(土)18:30〜20:30 第1弾 「解体業から見たニッポンの風景」

日本の近代が築き上げたどうしようもないものが、公共事業と箱物作りによる、コンクリートの山だという意見が、このごろよく聞かれる。

オバマが公共投資を拡大しようとした時、アメリカ人は、「コンクリートの山をつくる日本方式だけはやめよう」と、冷ややかに議論した。だが、このニッポンでは、造ってしまった、コンクリートの塊をどうするのか。「引っ剥がせばよいではないか」と簡単に言う前に、「壊す」ってどういうことか、フォーラム神保町の牽引車、裏世界の「解体屋」の黒幕、宮崎学氏の話を、先ずは聞いてみよう。

宮崎学

1945年、京都・伏見のヤクザ、寺村組組長の父と博徒の娘である母の間に生まれる。早稲田大学法学部中退。早稲田大学在学中は学生運動に没頭し、共産党系ゲバルト部隊隊長として名を馳せる。『週刊現代』(講談社)記者を経て、家業の解体業を兄とともに継ぐが倒産。その後、 グリコ・森永事件では「キツネ目の男」に擬され、重要参考人Mとして警察にマークされるが、事件は2000年2月13日に時効を迎え真相は闇に消えた。
1996年10月、自身の半生を綴った『突破者』(南風社、幻冬舎アウトロー文庫)で、作家デビューした。2005年には英語版『TOPPA MONO』も翻訳出版された。近年は、警察の腐敗追及やアウトローの世界を主なテーマにした執筆活動を続けている。

【定員】 30名(第5弾は15名限定)
【受講条件】 受講条件は、以下の通りです。
受講条件は、以下の通りです。

1.メディア関係者
2.大学生、大学院生
3.1.2.以外の方で、本テーマに興味がある者。

 なお、受講者の受付はお申し込み順とさせていただきますが、定員を超えた場合は、職能会員(会費をお振り込みいただいた方)を優先させていただきます。
 お申し込みいただいた方には、メールにて結果をご通知致します。

【申し込み】 受講希望者は、それぞれ、希望する回毎にお申し込み下さい。
テーマは毎回変わりますので、全講座をお申し込みいただいても、講座毎にお申し込みいただいても、どちらでも結構です。
【その他、注意事項】 千代田区神田錦町3-21
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TEL 03-3233-1511
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