フォーラム神保町第3回 佐藤優の短期集中ゼミ 「武市健人『歴史存在論』(1943年)を読み解く」(第二弾)*京都学派とは?
概要
武市健人(たけちたてひと、1901-1986)は、日本の著名なヘーゲル研究者で哲学者です。武市は、マルクスの『資本論』の構成からヘーゲルの『大論理学』を再構成しようとし、また、宇野弘蔵の経済哲学と武市のヘーゲル弁証法理解には親和性があります。
戦時中、マルクスについて一言も言及できないような状況で、武市は、ヘーゲル、西田幾多郎について解釈することで、それがマルクスと同じことを別の言葉で表現しようとしました。
また、戦争で学生にとって死が身近に感じられる状況で、「哲学することの意味」と本書で正面から取り組んでいます。
前回に引き続き、超越の問題について取り扱い、日本的な超越理解の問題として、田邊元について検討します。本書の読み解きをしておけば、難解な哲学書を自ら読み進めていくことが可能になります。編集者にとって実用性の高い講義にしようと思っています。
つきましては、あらためて受講者を下記の日程にて公募致します。
第1回 | 10月6日(月) 19:00~21:00 *超越の歴史性 お申し込みは終了いたしました。 |
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第2回 | 10月7日(火) 19:00~21:00 *スピノザの意味 お申し込みは終了いたしました。 |
第3回 | 10月8日(水) 19:00~21:00 *京都学派とは? お申し込みは終了いたしました。 |
第4回 | 10月9日(木) 19 : 00~21 : 00 *歴史的現実の罠 お申し込みは終了いたしました。 |
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【定員】 15名 【受講条件】 受講条件は、以下の通りです。 1.メディア関係者 なお、受講者の受付はお申し込み順とさせていただきますが、定員を超えた場合は、職能会員(会費をお振り込みいただいた方)を優先させていただきます。 (2)田邊元『歴史的現實』岩波書店、1940年 |