フォーラム神保町東郷ゼミ/熱海合宿「天皇誕生日に皇室を考える」
「伝統」の中の「伝統」に触れた
私は昨年3月より、東郷ゼミ「戦後ニッポンが失ったもの」へ参加、東郷和彦先生のご指導の下、「領土」・「アイデンティティー」・「保守」・「生活保障」などをテーマに勉強させて頂き、多くの示唆を賜りました。
私は、戦後ニッポンが失ったもの、失いつつあるものは、まずもって、「伝統」あるいは「伝統」から出づる「活力」と言っていいのではないか、と考えていました。そのため、「天皇誕生日に皇室を考える」というテーマを、正に象徴的な意味合いを持って受け止め、大変意義深く感じながら合宿に臨ませて頂きました。
勉強会では、丁重な諸資料やご講義を通じ、「男系を旨としつつ、緊急避難的には女帝も認める」についても、すうっと頭の中に入ってきました。
1年の締めくくり、12月23日という良き日に、「皇室」についての勉強の場を賜ったこと、 「伝統」の中の「伝統」に触れることができたこと、講師の先生に改めて心より感謝申し上げます。
最後に、日本の「活力」のため、先生方の今後ますますのご活躍を祈念申し上げ、また引き続いてのご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。
——— 兎に角、いきいきと世界に発信できる日本でありたいものです。
(林 千勝)