1960年1月18日、東京都生まれ。1985年 同志社大学大学院神学研究科修了後、ノンキャリアの専門職員として外務省に入省。
1988年から1995年まで在露日本大使館三等書記官。その後国際情報局分析 第一課へ勤務。主任分析官(課長補佐級)として活躍。
外交官を務めるかたわら、モスクワ国立大学哲学部、東京大学教養学部で教鞭をとる。主任分析官として活躍していた2002年5月14日、背任容疑で逮捕。同年7月、偽計業務妨害容疑で再逮捕。512日の拘留を経て、2003年10月8日保釈。2005年2月に執行猶予付き有罪判決を受けて控訴するも、東京高等裁判所によって控訴を棄却され、現在、最高裁に上告中。
「自壊する帝国」(新潮社)=★第38回大宅壮一ノンフィクション賞 ★第5回新潮ドキュメント賞「国家の罠」(新潮社)=★第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。その他「地球を斬る」(角川学芸出版)「国家の自縛」(産経新聞出版)「獄中記」(岩波書店)「私のマルクス」文藝春秋)「国家論」(日本放送出版協会)「野蛮人のテーブルマナー」(講談社)「インテリジェンス人間論」(新潮社)「国家の謀略」(小学館)「国家と神とマルクス」(太陽企画出版)「日米開戦の真実」(小学館)「反省」(アスコム)「国家情報戦略」(講談社)「ナショナリズムという迷宮」(朝日新聞社)「北方領土『特命交渉』」(講談社)「インテリジェンス 武器なき戦争」(幻冬舎)「国家の崩壊」(にんげん出版)など多数。雑誌、週刊誌の連載も多い。
訳書に、ゲンナジー・ジュガーノフ「ロシアと現代世界──汎ユーラシア主義の戦略」(自由国民社)J・L・フロマートカ「なぜ私は生きているか──J・L・フロマートカ自伝」(新教出版社)アレクサンドル・レベジ「憂国」(徳間書店)などがある。