わき道をゆく
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- 第181回 現代語訳・保古飛呂比 その⑤
嘉永元年戊申(音読みでぼしん、訓読みでつちのえ・さる。原注・弘化五年三月に嘉永元年と改元)=西暦1848年 佐佐木高行 十九歳 正月 一 この月元日、三ノ丸で新年のお祝いの言葉を申し上げた。 (魚住注・以下の二行は […]
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- 第137回 生き残った岸の民族主義
そろそろ、岸信介とは何者だったかという問いに私なりの答えを出さなければならない。たぶんそれは、今の首相の安倍晋三とは何者なのかという問いにつながっていくはずだ。 岸は、巣鴨プリズンで記した『断想録』で1941(昭和1 […]
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- 第136回 万代までも伝え残さん
1945(昭和20)年12月15日、荻窪の荻外荘は夜更けまで友人たちの出入りが絶えなかった。主人の近衛文麿がGHQの逮捕指令により、翌16日、巣鴨プリズンに出頭することになっていたからだ。 近衛の娘婿・細川護貞の『細川 […]