わき道をゆく
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- 第148回 日本会議とNHK番組改変(3)
名著の誉れ高い『増補 戦後の右翼勢力』(勁草書房)の著者・堀幸雄氏の言葉を借りるなら「軍服姿の右翼」から「背広姿の右翼」への変身である。 その大衆運動の戦略を描いたのが、いまの日本会議を事務総長として取り仕切る椛島有 […]
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- 第137回 生き残った岸の民族主義
そろそろ、岸信介とは何者だったかという問いに私なりの答えを出さなければならない。たぶんそれは、今の首相の安倍晋三とは何者なのかという問いにつながっていくはずだ。 岸は、巣鴨プリズンで記した『断想録』で1941(昭和1 […]
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- 第136回 万代までも伝え残さん
1945(昭和20)年12月15日、荻窪の荻外荘は夜更けまで友人たちの出入りが絶えなかった。主人の近衛文麿がGHQの逮捕指令により、翌16日、巣鴨プリズンに出頭することになっていたからだ。 近衛の娘婿・細川護貞の『細川 […]