わき道をゆく

2022.1.22.
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第178回 現代語訳・保古飛呂比 その②

天保七年丙申(ひのえさる) 七歳 七月 一 この月中旬、父上御発狂の模様、ひどく心を痛めた。 未明、中庸(中国の経書。四書の一つ)を読んでおられるとき、ふと脇刀をもって顔面を傷つけられた。その音で家族一同驚いて大騒ぎにな […]

2022.1.11.
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第177回 現代語訳・保古飛呂比 その①

前回の最後に予告したように今回からは『保古飛呂比(ほごひろい) 佐佐木高行日記』の現代語訳を少しずつ掲載していこうと思っています。が、その前にお断りしておかねばならないことがいくつかあります。 まず第一に、私が現代語に訳 […]

2021.12.25.
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第176回 政治と検察(その26)

 前に述べたように、カブトデコム事件の捜査の最終目標は政界汚職の摘発におかれていました。それにしても事件を手形詐欺として組み立てる危うさを捜査関係者がまったく意識していなかったはずはありません。それでもあえて強制捜査に踏 […]

2021.12.18.
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第175回 政治と検察(その25)

 手形偽造事件の公判の行方が決定的になったのは1994年10月のことでした。佐藤茂氏(カブトデコムグループの総帥)の弁護団は札幌地裁に対し、エイペックスの子会社・北海道ビジネスネットワークが印紙売渡証明書をつづった領収書 […]

2021.12.3.
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第174回 政治と検察(その24)

 1994年(平成6年)2月26日、札幌地裁で開かれた佐藤茂会長(カブトデコムグループの総帥)の初公判。検察側は冒頭陳述で「カブトは拓銀との間で92年10月下旬、カブトと同社関連企業の手形振り出し禁止を条件に金融支援の約 […]