東郷和彦の世界の見方

2025.6.9.
東郷和彦の世界の見方
第十六回 ウクライナ和平の動向(その16)

激化した戦争、各当事者の立場を考える四項目。 2025年5月16日第一回目のロシア・ウクライナ協議がイスタンブールで行われた。メジンスキー・ロシア代表団長は、終了後の記者会見で「停戦についてはロシアとウクライナがそれぞれ […]

2025.5.21.
東郷和彦の世界の見方
第十五回 ウクライナ和平の動向(その15)

プーチンに生まれた「1インチ」の優位。 魚の目第14号を筆者は、2025年5月8日で校了とし、「5月1日は和平の分水嶺になるか」と問いかけた。今日は前稿から12日たった5月20日、依然としてまだ和平の最終的な帰趨は定かで […]

2025.5.8.
東郷和彦の世界の見方
第十四回 ウクライナ和平の動向(その14)

5月1日は和平の分水嶺になるか? 前回第13回の投稿は、盛沢山な事態があいついだ。1月20日以降のトランプ調停の結果として、ロシア及びウクライナ双方に対するトランプ主導の共通妥協案が作成され、4月16日から18日、パリで […]

2025.4.24.
東郷和彦の世界の見方
第十三回 ウクライナ和平の動向(その13)

トランプ和平案リークの行方。 4月13日付けで作成した、前回第12号は、なにはともあれ、4月11日、ウイトコフ特使がロシアを訪問し、プーチン大統領と4時間を超える会談を行ったことが、ハイライトとなった。直後に、トランプ大 […]

2025.4.13.
東郷和彦の世界の見方
第十二回 ウクライナ和平の動向(その12)

露米の本格対話は、動き出すのか? 第11回の分析の「最終幕」で筆者は「『30日停戦』というミクロの世界で始まった『停戦交渉』が一見袋小路に陥ったような印象を与えるいま、交渉の全体像への展望をしっかり持ち、『30日停戦』を […]