わき道をゆく
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- 第254回 現代語訳・保古飛呂比 その77
一 (慶応二年)九月十三日、曇り、未の中刻(午後二時ごろ)ごろ、豊後佐賀関に到着。高田屋文治方に泊まるつもりだったが、肥後(熊本藩)のもろもろの警衛が厳しく、みだりに上陸を許さなかった。(※佐賀関は熊本藩の飛び地だった) […]
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- 第253回 現代語訳・保古飛呂比 その76
[参考] 一 (慶応二年)八月三十日、公卿たちが書面を提出して、国事について上奏することを願い出た。「聴されず[ママ]由」(=聞き入れられなかったとのこと、という意味と思われる)。その方がたは、 中御門左大辯宰相経之卿( […]
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- 第252回 現代語訳・保古飛呂比 その75
一 同年十二月二十七日、[知行百二十石、御馬廻り、うち二十石減らされる]平井善之こと、先ごろ勤役中いろいろと不当の行為があり、(太守さまが)ご不快に思われた。よって今月二十三日、厳重に遠慮(注①)を仰せつけておいた。そう […]