わき道をゆく
- わき道をゆく
- 第253回 現代語訳・保古飛呂比 その76
[参考] 一 (慶応二年)八月三十日、公卿たちが書面を提出して、国事について上奏することを願い出た。「聴されず[ママ]由」(=聞き入れられなかったとのこと、という意味と思われる)。その方がたは、 中御門左大辯宰相経之卿( […]
- わき道をゆく
- 第252回 現代語訳・保古飛呂比 その75
一 同年十二月二十七日、[知行百二十石、御馬廻り、うち二十石減らされる]平井善之こと、先ごろ勤役中いろいろと不当の行為があり、(太守さまが)ご不快に思われた。よって今月二十三日、厳重に遠慮(注①)を仰せつけておいた。そう […]
- わき道をゆく
- 第251回 現代語訳・保古飛呂比 その74
一 (慶応二年)七月六日、東御屋敷で容堂公にお目通りし、兵庫開港の不可(よくないこと。すべきでないこと)を申し上げた。よって、武備を厳重にし、外人の侮りを受けぬようにする策を献言した。その際、昨日、外人の入港により、士気 […]