わき道をゆく

2024.9.25.
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第245回 現代語訳・保古飛呂比 その69

[参考] 一 (慶応元年)十月十日、次の通り。  毛利淡路・吉川監物にお尋ねの事柄があるため出坂(大坂に出てくること)するようにと、幕府より安芸守(広島藩主・浅野長訓。注①)に通達がありました。そのことを、毛利・吉川の両 […]

2024.9.11.
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第244回 現代語訳・保古飛呂比 その68

十月 一 この月三日、(土佐藩の)探索役・野崎糺が早追い(注①)で大坂を発ち、同九日、国許に着いた。異国船渡来による上方表(京都・大坂方面)の騒動についての報告。あらましの話は左記の通り。 このたび兵庫へやってきた異国船 […]

2024.8.28.
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第243回 現代語訳・保古飛呂比 その67

[参考] 一 記録抄出に(次の通り)。この十七日、異国船九艘が兵庫港(神戸港)へ来て、大坂表へ行くとのこと。いつ(大坂に)乗り入れるかもわからないと「御名代」(※誰を指すのか不明)まで演説された。昨日、安治川(淀川の最下 […]

2024.8.14.
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第242回 現代語訳・保古飛呂比 その66

(慶応元年)六月 一 この月二日、太守さまが高知城を発たれ、浦戸通りの道筋へ出られ、同三日、大坂に到着されたという知らせがあった。大阪城で公方さまにしばしば拝謁されたとうかがった。 一 六月十二日、左記の通り。 右の者、 […]

2024.7.17.
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第240回 現代語訳・保古飛呂比 その64

  (慶応元年)三月 一 この月八日、左記の通り。    佐々木三四郞 右の者、高岡郡奉行・外輪物頭格かつ附屬役場ともに職を解かれる。もちろん役領知(※役職手当てのことか […]