わき道をゆく
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- 第259回 現代語訳・保古飛呂比 その82
一 (慶応三年)四月二十日、兵之助さまが上京された。 ただし、浦戸からご乗船の際の天気が良くなく、同二十三日に出船、火船(火輪船=蒸気船のこと)の名はシユリ舟。 一、この月、ご隠居様出発前のお考え。 ご隠居様のご上京ご尽 […]
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- 第258回 現代語訳・保古飛呂比 その81
一 二月三十日、左記の通り仰せつけられる。 右の者は郡奉行・普請奉行、かつ、それに付随する役職をも仰せつけられる。これにより、外輪物頭を仰せつけられ、役領知百八十石を与えられる。万端入念に勤めるようにとの仰せである。 た […]
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- 第257回 現代語訳・保古飛呂比 その80
一 弘田氏の書簡、左記の通り。 近江屋某の珍話(珍しい話)は下横目も誰も知りませんでしたので、明日までに探るよう言い聞かせました。そのようにご承知ください。 (慶応三年)二月二日 弘田久助 佐々木三四郞さま ついては、( […]