わき道をゆく

2021.7.6.
わき道をゆく
第164回 政治と検察(その14)

 東京拘置所のなかで弁護士の安田好弘はしばしば夢にうなされたそうです。夢の中で安田は自分に罪を着せた権力と、それにうまくはめられてしまった自分に怒っていました。その怒りは自分でもあきれるほど激しく、あまりの激しさに目が覚 […]

2021.6.7.
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第162回 政治と検察(その12) 

 前回は元特捜検事で「闇の世界の弁護人」に転身した田中森一のことを取りあげました。彼は「じゃあ、正義って何なんだ。やっつけることが正義か。検察だけが正義で、あとは悪だというような、そんな理屈があるんか!」と、私に問いかけ […]

2021.5.7.
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第160回 政治と検察(その10)

 東京地検が昭和電工事件の捜査をすべて終えたのは1948年の大晦日午後11時58分。新刑事訴訟法施行の2分前でした。事件の逮捕者は計64人。うち現職・元閣僚が3人、国会議員9人、元国会議員3人、公務員10人という空前絶後 […]

2019.12.24.
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第147回「日本会議とNHK番組改変」(2)

 そんな疑問を抱えていたころ、作家の佐藤優さんから興味深い話を聞いた。2001年のKSD事件で東京地検に逮捕されるまで自民党の右派を代表する政治家だった村上正邦さんのことである。  佐藤さんによると、村上さんは九州の筑豊 […]

2019.10.18.
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第145回 選評

 私は三年前から講談社ノンフィクション賞の選考委員を務めさせてもらっています。今年から賞の名前は講談社本田靖春ノンフィクション賞と変わり、その第一回目は選考の結果、松本創さんの『軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた […]