わき道をゆく
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- 第252回 現代語訳・保古飛呂比 その75
一 同年十二月二十七日、[知行百二十石、御馬廻り、うち二十石減らされる]平井善之こと、先ごろ勤役中いろいろと不当の行為があり、(太守さまが)ご不快に思われた。よって今月二十三日、厳重に遠慮(注①)を仰せつけておいた。そう […]
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- 第250回 現代語訳・保古飛呂比 その73
(以下は、土佐藩家老・福岡宮内の広島出張記に収録された広島藩サイドの文書) 一 当藩(広島藩)の寺尾生十郎(注①)が同月(慶応二年五月)八日に出発して、岩国まで行ったとのこと。これは、三日に前述の(長州藩の)末家の者ども […]
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- 第249回 番外編 現代新書はいかにして現代新書になったのか
これは今年、創刊60周年を迎えた現代新書について私が書いた原稿です。講談社学芸第一出版部の冊子『新書へのとびら』に収録されています。(現代語訳・保古飛呂比は今回だけ休載します。) ――編集者ほど割に合わぬ商売はない。な […]