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- わき道をゆく
- 第263回 現代語訳・保古飛呂比 その86
[別紙] 仏国公使より長崎在留の「教法師」(※宣教師のことか)へ今後の取り締まりのことを知らせる書面の訳書の写し 日本在留の「アウツクモンシエニヨール」(※モンシエニヨールは高位聖職者のこと。アウツクは不明)の「ペツテイ […]
- 東郷和彦の世界の見方
- 第十六回 ウクライナ和平の動向(その16)
激化した戦争、各当事者の立場を考える四項目。 2025年5月16日第一回目のロシア・ウクライナ協議がイスタンブールで行われた。メジンスキー・ロシア代表団長は、終了後の記者会見で「停戦についてはロシアとウクライナがそれぞれ […]
- わき道をゆく
- 第262回 現代語訳・保古飛呂比 その85
一 七月十八日、晴れ、(樋口)眞吉より届け出。御歩行(おかち)の岡田辰衛・濱田直太郎、軍貝下役の荒川順治が昨夜から帰宿しないとのこと。勤めを終えてから、(山田)東作・(毛利恭助)・(下村)省助を連れて高台寺(豊臣秀吉・ね […]
- 東郷和彦の世界の見方
- 第十五回 ウクライナ和平の動向(その15)
プーチンに生まれた「1インチ」の優位。 魚の目第14号を筆者は、2025年5月8日で校了とし、「5月1日は和平の分水嶺になるか」と問いかけた。今日は前稿から12日たった5月20日、依然としてまだ和平の最終的な帰趨は定かで […]
- わき道をゆく
- 第261回 現代語訳・保古飛呂比 その84
一 (慶応三年)六月二十四日、祇園の中村屋で会合があった。薩摩の脱藩者・田中幸助[中井弘(注①)]が来会し、建白書を修正した。田中は後藤と長崎で昵懇になった。すこぶる面白い人である。薩摩人には珍しい通人のように見受けた。 […]