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- わき道をゆく
- 第208回 現代語訳・保古飛呂比 その㉜
[参考]一 本間精一郎(注①)なる者が(土佐藩が大阪・住吉に設けた)住吉陣屋に来たとのこと。飯沼氏の筆記に曰く. (文久二年)四月八日、浪人・本間精一郎と土佐梼原村の庄屋・吉村寅太郎(注②)の二人が一緒に住吉陣屋に来て、 […]
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- 第207回 現代語訳・保古飛呂比 その㉛
一 (文久二年正月)十五日、御老中の安藤対馬守殿が登城の際、浪人二十八名が双方より駕籠に討ってかかり、お供の士と闘争になり、安藤侯は深手を負い、坂下門に逃げ入ったという。[これは二月二日、飛脚便により江戸表から知らせてき […]
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- 第206回 現代語訳・保古飛呂比 その㉚
[参考] 一 (文久元年)十一月十七日、同日より太守さまが家督相続されたご祝儀として、家臣一同に御料理を下さる。(二十一日、二十三日、二十五日) 一 同二十日、同日より大病のため(自宅に)引き籠もり、時勢(の動きに関する […]
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- 第205回 現代語訳・保古飛呂比 その㉙
一 (文久元年)五月五日、毎月恒例の御礼登城を病気につき欠勤。 一 同十六日、兵部さま(山内豊廉。第十四代藩主・豊惇の子)が亡くなられた。 後日お含みの筋(注①)がおありのようで、民部さま(容堂の実弟の豊誉。土佐藩家老) […]
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- 第204回 現代語訳・保古飛呂比 その㉘
萬延元年十二月 一 この年、海南政典成る。 全部で十五巻。項目を分かつこと十三。(その項目を具体的に挙げると)職守、考課、継嗣(跡継ぎ)、寺社、戸籍、田疇(田畑)、山虞(山守)、関市(関所と市場)、賦役、営繕、倉庫、法律 […]