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2016.12.29.
わき道をゆく
第107回 エリートたちの恐慌
 エリートパニックという言葉を聞かれたことがおありだろうか。『災害ユートピア』(レベッカ・ソルニット著)に出てくる造語で、災害情報を伝える側の人が陥る恐慌のことだ。 東京新聞の社説によれば、〈『普通の人々』がパニックにな […]
2016.12.9.
わき道をゆく
第106回 成し遂げられなかった変革
 幸徳秋水は大逆事件で処刑される3日前の1911(明治44)年1月21日、市ヶ谷の東京監獄から北京滞在中の石川半山あてに手紙を書いている。 半山は秋水と同じ故・中江兆民の門下生だった。しかも、前回ふれたように、田中正造の […]
2016.11.11.
わき道をゆく
第105回 直訴状が生まれるまで
  西幸門前交差点は日比谷公園の角の大きな十字路だ。その近辺で115年前、田中正造(1841~1913年)の天皇直訴事件があったのをご存じだろうか。 1901(明治34)年12月10日のことである。明治天皇臨席のもと第1 […]
2016.10.21.
わき道をゆく
第104回 思いが残り、伝わるということ
 柳田国男の古典的名著『遠野物語』には、明治29(1896)年6月の三陸大津波にまつわる話が書き留められている。 ―岩手県の盆地・遠野から田の浜という海辺の村に婿入りした男がいた。名を福二という。 福二は、田の浜に押し寄 […]
2015.9.9.
Nさんへの手紙
第6信 職場闘争がもつ重要な意味
 破局へと向かう時代の流れに抵抗しようとする時、私たちは主体性の問題に直面します。主体性は、歴史の必然性を洞察することや、主体成立の神秘を 解き明かす論理を体得することによって得られるのではなく、非人間的な現実に抵抗し、 […]
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