最新記事 最新の記事5件

2016.6.30.
わき道をゆく
第96回 軍神と文豪の背後に
 先日、『日本の参謀本部』(大江志乃夫著・中公新書・1985年刊)という本を読んだ。 著者の大江さんは7年前に亡くなられたが、日本の近現代史、ことに軍事史の研究で世に知られた学者だった。私も20年前に一度、お宅にお邪魔し […]
2016.6.17.
わき道をゆく
第95回 「強気」の魅力に惑った「陸軍教」
私が、かつて会った元陸軍参謀たちのなかで、最も強く印象に残っているのは、朝枝繁春さん(当時83歳)である。 彼は辻政信の下で1942年のシンガポール華僑虐殺にかかわった人だ。戦後4年間のシベリア抑留を経て帰国。以後は自分 […]
2016.6.3.
わき道をゆく
第94回 皇弟と怪物参謀の「交点」
 比類のない残忍さと道義性をあわせもつ辻政信のような「怪物参謀」が、なぜ、昭和の陸軍に生まれたのだろうか。その謎をもう少し追ってみたい。 私の胸には「辻は美しい理念の虜になったからこそ、あれほど残忍になったのでは」という […]
2016.5.21.
わき道をゆく
第93回 「優しき虐殺者」という矛盾
 半藤一利さんが「絶対悪」と評した元陸軍参謀・辻政信の話をつづけたい。私が会った、ある元参謀はこう語っていた。「辻さんは強いですよ。徹底的に言うから。ちょっとでも消極的なことを誰か言うと、どやし上げるから辻さんの前ではみ […]
2015.9.9.
Nさんへの手紙
第6信 職場闘争がもつ重要な意味
 破局へと向かう時代の流れに抵抗しようとする時、私たちは主体性の問題に直面します。主体性は、歴史の必然性を洞察することや、主体成立の神秘を 解き明かす論理を体得することによって得られるのではなく、非人間的な現実に抵抗し、 […]
全 37ページ中1 ページ12345...»»

鵜の目 > 一覧へ

メディア掲載情報 > 一覧へ