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2025.9.2.
わき道をゆく
第269回 現代語訳・保古飛呂比 その92

一 (慶応三年)九月十九日、今朝、(長崎奉行所)調べ役の安東(鈔之助)らへ、先日来苦労をかけたことについての挨拶かたがた、「相勤メ候」(※勤めは仕事をするという意味だが、この場合何を指すのか、いまひとつ不明)。午後より、 […]

2025.8.19.
わき道をゆく
第268回 現代語訳・保古飛呂比 その91

[参考」 一 九月十三日、異宗徒(浦上のキリシタンのこと)の取り扱いについて、仏領事の抗議があった。もっとも、この際、厳しく異議を申し入れたということであるという。 九月十三日、長崎の「御出役執権大人」(長崎奉行のことと […]

2025.8.18.
東郷和彦の世界の見方
第十九回 ウクライナ和平の動向(その19)

米露首脳直接会談後、トランプが高揚する理由 前号18号におけるウクライナ戦争の動向については、7月3日のトランプ・プーチンの電話会談における「食い違い」に端を発し、校了時の7月27日までの25日間、米ロ関係は本格的な大嵐 […]

2025.8.5.
わき道をゆく
第267回 現代語訳・保古飛呂比 その90

一 土佐への書簡、次の通り。[この書簡、日にちが不明だが、あるいは八月末日か、九月早々のものではないだろうか。しばらく判断に迷ってここに収めることにした] 一筆啓上します。まずもって、 皆様ますますご機嫌よく、お互いに恐 […]

2025.7.27.
東郷和彦の世界の見方
第十八回 ウクライナ和平の動向(その18)

トランプ・プーチン電話協議での「食い違い」。嵐の前の大雨か? 6月28日付けで書いた「魚の目第17号」の見出しで、私は、「中東危機で見えにくくなったウクライナ戦争は今、嵐の前の静けさか?」と書いた。それからちょうど一か月 […]

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