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- 東郷和彦の世界の見方
- 第十回 ウクライナ和平の動向(その10)
究極の和平構築へ向けて トランプが言い出した「一カ月停戦」案をめぐって、今週は、たくさんの人が動き、更に多くの情報が飛び交った。まだ、アメリカ、ロシア、ウクライナ、ヨーロッパの立場は収斂するには程遠い。しかし、トランプ政 […]
- わき道をゆく
- 第257回 現代語訳・保古飛呂比 その80
一 弘田氏の書簡、左記の通り。 近江屋某の珍話(珍しい話)は下横目も誰も知りませんでしたので、明日までに探るよう言い聞かせました。そのようにご承知ください。 (慶応三年)二月二日 弘田久助 佐々木三四郞さま ついては、( […]
- 東郷和彦の世界の見方
- 第九回 ウクライナ和平の動向(その9)
プーチンの和平案を引き出せないか? 情勢はめまぐるしく動いている。本稿では、一見引き続き大きな焦点になっているアメリカとウクライナとの関係、次に、その裏返しに当たるアメリカとロシアとの関係、最後にその両者の間に挟まれて新 […]
- わき道をゆく
- 第256回 現代語訳・保古飛呂比 その79
一 (慶応三年)正月十二日より毎日出勤して、朝夕、俊姫のご離別案件について奔走した。藩政府も大いに疑い惑って、方針を決定しなかった。そのうち意外なことが起きた。離別の一件は勤王家の者たちみんなが大いに憂慮し、物議が起こり […]
- 東郷和彦の世界の見方
- 第八回 ウクライナ和平の動向(その8)
それでも戦争は終結に向かう 過密情報の一週間であったが、公開情報の渦の中からまず主な動きを検討したい。 前回(その7)で述べたように、欧州勢にとって何とか達成したかったのはトランプとゼレンスキーとの関係修復だった。トラン […]