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2024.1.26.
わき道をゆく
第228回 現代語訳・保古飛呂比 その52

  (文久四年)二月 一 この月二日、太守さまのお供で香我美郡手結浦まで行き、それより引き返して、赤岡浦に宿泊、同三日、赤岡浦より前濱等、十市・仁井田・種崎浦等の海浜を巡覧、浦戸浦で宿泊、同四日、長濱・諸木村の海浜を通っ […]

2024.1.12.
わき道をゆく
第227回 現代語訳・保古飛呂比 その51

保古飛呂比 巻十一 元治元年正月より同年七月まで 元治元年甲子[文久四年三月朔日に改元] 高行三十五歳 正月 一 この月二日、養父の三六高下さまがご病死。 実は昨年の大みそかの夕刻に脳卒中の発作を起こされた。自分は越前町 […]

2023.12.29.
わき道をゆく
第226回 現代語訳・保古飛呂比 その㊿

附録 多少重複するところはあるが、参考のため、小原輿一郎(注①)の筆記の抜き書きを次に掲げる。 文久三年正月二日、 一昨日の(文久二年十二月)二十九日に無刻(最速の意)飛脚が到着したとのこと。これは極月(十二月)二十一日 […]

2023.12.15.
わき道をゆく
第225回 現代語訳・保古飛呂比 その㊾

[参考] 一 下代類(足軽身分の一種)の柳瀬柳次のせがれ新之助は十一月日(欠字か)脱走。同五日、田所嶹太郎・尾崎幸之進も脱走した。幸之進が宿に残した書き置きに、弟猪三次に役所へ届けるようにとの添え書きがあり、(本文は)次 […]

2023.12.1.
わき道をゆく
第224回 現代語訳・保古飛呂比 その㊽

(文久三年)十月 一 この月朔日、山内下総殿が奉行職を御免になった。深尾丹波殿が近習(御用)を御免になった。柴田備後殿が当分近習御用となった。 [参考] 一 朝廷より我が藩へ渡された書き付け、次の通り。 別紙写し一通の通 […]

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